11月29日付の外食日報は

●居酒屋大手が他社ブランドのFC加盟店展開

居酒屋運営の大手外食企業が、FC(フランチャイズ)加盟して他社のブランドを出店する動きが広がっている。コロナ環境下で変化してきた消費者の生活様式や外食ニーズに対応する施策の一環として着手しているものだ。目的はブランドポートフォリオや出店立地の多様化、自社業態とは異なるニーズの取り込みなど企業によりさまざまで、各社が自社業態の強化やブラッシュアップ、新業態開発などとともに取り組んでいる。

●ホットランドが大衆食堂「野郎めし」1号店

たこ焼店「築地銀だこ」のホットランドは主食業態の開発、育成に力を入れる。コロナ環境下で消費者の生活スタイルや人の流れが変わる中、ロードサイドや住宅地近くといった「生活密着エリア」(同社)などへの出店を進めているもの。今年は…

●味の民芸FSが新業態で魚介特化レストラン再出発

サガミホールディングス傘下でうどんが看板の「味の民芸」などレストラン業態を展開する味の民芸フードサービスは12月1日、魚介特化型の新業態「三崎まぐろと海鮮ひつまぶし とと蔵(くら)」を神奈川・藤沢に立ち上げる。もともと神奈川県で展開していたものの1店舗まで縮小していた魚介特化レストラン「濱町(はまちょう)」からの業態転換。コロナ禍でのニーズも踏まえて新たに仕切り直す。