11月19日付の外食日報は

●F&LCは川上・川中領域にも注力して中期成長へ

回転寿司「スシロー」を中核業態とするFOOD & LIFE COMPANIES(以下、F&LC)は今期(2022年9月期)からの新たな3カ年中期経営計画をスタートさせた。従来の店舗拡大に主眼を置いた川下での成長を図るだけでなく、新たに「魚をつくる川上からしっかりと携わる」(水留浩一社長兼最高経営責任者)構え。水産資源のサステナビリティ(持続可能性)の追求も行うなど社会の要請を捉えながらの成長を志向する。

●カッパ・クリエイトは「かっぱ寿司」の品質向上に注力

カッパ・クリエイトは回転寿司「かっぱ寿司」の品質向上に注力する。
今期(22年3月期)の下期も「うまい!かっぱ寿司」をスローガンに、「シンプルにお客様に『うまい』と言ってもらえるメニューの開発」(田邊公己社長)に取り組む方針。品質向上によるブランドイメージ向上、来店促進からの売上高底上げにつなげ、業績回復を目指す。

●営業時間などの行動制限の緩和内容が決定へ

政府はこのほど新型コロナウイルス感染症における行動制限緩和策をまとめた。19日にも新型コロナウイルス対策本部で正式決定し、早ければ今月中にも適用する見通しだ。飲食店においてはワクチン接種の進展などを踏まえ、各都道府県で感染対策基準を満たすとして第三者認証を付与された店に対して営業時間や酒類提供の有無などについての制限を緩和する。