11月18日付の外食日報は

●SRSホールディングスは外食・中食を含めた「トータル需要」獲得を

ファミリーレストラン「和食さと」や回転寿司「にぎり長次郎」を主力とするSRSホールディングスは、外食・中食(デリバリー・テイクアウトなど)を含めたトータルの需要獲得に力を注ぐ。消費者ニーズや生活様式の変化に鑑みた各ブランドのブラッシュアップや、収益改善への施策を推進。今期(22年3月期)の上期(21年4~9月)は新型コロナウイルス感染拡大に伴う時短営業などの影響を想定よりも受け、店舗の売上・集客に響いた中、引き続き既存店の強化および立地ごとのニーズに適した業態による新規出店も進める方針。

●アークDは「中山豆腐店」が男性向け業態の主役へ

アークランドサービスホールディングス傘下のアークダイニングは12月1日、定食のごはんのおかわりが無料の男性向け純豆腐(スンドゥブ)業態「純豆腐 中山豆腐店」の3号店を東京・新橋に立ち上げる。同社の代表的な男性向け業態だった肉めし店「岡むら屋」の新橋店(11月初旬に閉店)の跡地に出すもので、「純豆腐 中山豆腐店」はこれまで「岡むら屋」と入れ替わる形で出店してきた。新橋での閉店をもって「岡むら屋」は店舗展開を終了しており、アークダイニングの男性向け業態の主役は「純豆腐 中山豆腐店」に移った。

●オーイズミフーズがアボカド特化のTEX-MEX店

「くいもの屋 わん」などの居酒屋業態を中心に展開するオーイズミフーズ(神奈川・厚木、大泉賢治代表)は20日、アボカド料理に特化したメキシコ風アメリカ料理TEX-MEX(テクスメクス)の新業態「MEXICAN DINING AVOCADO HOUSE」を大阪府大阪市の難波に立ち上げる。同社がTEX-MEX業態を手掛けるのは初。