11月12日付の外食日報は

●22年2月期決算 約8割の企業が損益回復を目指す

株式を公開している外食関連企業による、最新の22年2月期業績予想、および22年8月期予想が示された。2月期決算企業にとっては下期に入っているが、決算期変更などの事情がある企業を除く対象18社中、約3割を占める5社が予想未開示だ。この時期になっても通期予想を開示できない企業があるのは昨年と同様で、コロナ禍で先行きが不透明な状況が続いている現状を象徴している。

●GOSSOが「肉ときどきレモンサワー。」を大阪初出店

「0秒レモンサワー 仙台ホルモン焼肉酒場 ときわ亭」の展開などを手がけるGOSSO(東京・渋谷、藤田建社長)は10日、大阪・梅田に「全170品食べ飲み放題 肉ときどきレモンサワー。」の梅田駅前店をオープンした。同ブランドは愛知・名古屋にも出店しており、「大阪への出店は今回が初」(同社)となる。同社既存店からのリニューアルによりオープンした。

●「一風堂」が「赤から」と初コラボ商品

力の源ホールディングスはこのほどとんこつラーメン店「一風堂」の一部店舗で、甲羅が展開する名古屋メシ業態「赤から」とのコラボレーションメニュー〈赤からもつ豚骨ラーメン〉税込980円を発売した。「一風堂」で「赤から」とのコラボメニューを出すのは初。愛知県・静岡県・神奈川県の一部店舗となる計8店舗(愛知県=金山店・名古屋驛麺通り店・名古屋平針店・豊橋店・豊川店/静岡県=JR静岡店・JR浜松駅店/神奈川県=キュービックプラザ新横浜店)で販売し、新規利用客の獲得などにつなげる。