11月10日付の外食日報は

●2月期2/4期決算 ハードル下がり前年同期比増収増益も散見

上場外食関連企業の22年2月期第2四半期決算がまとまった。増収とした企業もあり、総崩れだった前年同期と比べると全体的にはやや改善した。しかし、テイクアウト経験を積んだ企業で増収としたところがある一方で居酒屋企業は依然厳しいなど、業態特性から明暗が分かれる結果となった。

●大阪王将が「この街の味」シリーズで最多の商品開発

イートアンドホールディングス傘下の大阪王将は19日から、餃子がメインの中華チェーン「大阪王将」で、都道府県ごとに異なる焼きそばを販売する「この街の焼きそば」企画を実施する。「大阪王将」は三重県・山梨県・栃木県を除く44都道府県に展開しており、44都道府県すべてで異なる焼きそばメニューを販売する初めての企画となる。

●串カツ全店導入した「お好み焼本舗」新モデル好評

「焼肉きんぐ」などを展開する物語コーポレーションはこのほど、ステーキや海鮮などの鉄板焼やつまみ、ごはんものなどの一品料理もそろえるお好み焼食べ放題店「お好み焼本舗」の全26店舗で、串カツメニューを導入した。テスト販売していた串カツを10月29日に全店導入し、導入後は「従来に比べ来客数が好調に推移している」(同社)という。