11月9日付の外食日報は

●串カツ田中と鳥貴族がコラボ商品投入の共同企画

「串カツ田中」を運営する串カツ田中と「鳥貴族」運営の鳥貴族は11日から、両社の商品開発チームが入れ替わって考案し、開発を進めたコラボレーションメニューをそれぞれの店舗で販売する共同企画を実施する。両社共同企画は今回が初。串カツ田中からの声掛けにより実現したもので、外食の中でも特に緊急事態宣言やコロナ禍の打撃を受けてきた居酒屋業界の全体活性化を目的に実施する。

●甲羅が自社新業態による二毛作を開始

名古屋メシ業態「赤から」をはじめとした居酒屋業態を中心に蟹料理店「甲羅本店」なども含めて飲食321店舗を展開する甲羅が、居酒屋業態の昼需要獲得の取り組みを強化している。このほど唐揚げ・串カツ専門の居酒屋「鳥まる商店 名駅東口店」(愛知・名古屋)で、昼は別ブランドの海鮮店を運営する二毛作営業を始めた。

●松屋Fが「松屋」でワンプレートの新牛めし立ち上げ

松屋フーズホールディングス傘下の松屋フーズは牛めし・カレー・定食チェーンの「松屋」でこのほど〈牛めし〉の新ジャンルとして、洋風仕立てのアレンジメニューをワンプレートで提供する〈牛プレめし〉を立ち上げた。スプーンで楽しむ新感覚の牛めしとしても打ち出すもので、16日から2商品を投入する。