11月8日付の外食日報は

●F&Lは「スシロー」テイクアウト店を本格展開

回転寿司「スシロー」を中核ブランドとするFOOD & LIFE COMPANIESは今期(22年9月期)、「スシロー」の積極出店を継続して中期的な成長基盤作りに努める。特にテイクアウト専門店については、「テストを経て勝ちパターンを確立した」(水留浩一社長兼最高経営責任者)といい、初年度にあたる前期の15店舗出店に対して最大で2倍の30店舗を出す計画だ。また、コロナ禍は落ち着いてきたがまだ油断はできないとの判断もあり、時流に乗っている省人化機器の導入をさらに推進する。

●「ジョナサン」が健康志向の新フライドチキン提案

すかいらーくグループのすかいらーくレストランツは、このほどファミリーレストラン「ジョナサン」でフライドチキンの新商品〈J’sクリスプチキン〉を発売した。ヘルシー&クリスピーな新世代フライドチキンを訴求。パンやポテトなどとのセットも用意するほか、同業態初のチキンバーガーとしてもラインナップし、「売れ行きなどの反応をみながら、レギュラー商品化するかどうかなどを検討する」(同社)方針。フライドチキンの新たな看板メニューとなるか検証する。

●テイクアウト店「串カツ田中TAKE」で狭小立地開拓

居酒屋「串カツ田中」の串カツ田中ホールディングスは、新ブランドのテイクアウト専門店「串カツ田中TAKE」を立ち上げる。12日に、同ブランド1号店の「串カツ田中TAKE 上石神井店」を東京の上石神井駅に隣接する形で出店する。「串カツ田中」では出店が難しい狭小立地を活用できるブランドとして開発しており、商業施設の食物販エリアなどへの展開も視野に育成する。