10月21日付の外食日報は

●SFPHDは着実な収益回復へ食事需要開拓を継続

1都3県中心に「磯丸水産」などの居酒屋を展開するSFPホールディングスは今期(22年2月期)の下期、食事・ランチ需要の開拓や販路拡大に力を注ぐ。緊急事態宣言の全面解除で10月1日以降外食への営業自粛措置が緩和に向かい始めたことを受け、全体の9割を休業してきた店舗の営業も順次再開中。夜時間帯での店内売上の挽回が見込める状況となってきたが、食事や店外飲食の需要も引き続き取り込み、着実な収益力回復を目指す。

●ホットランドがい志井グループと初の協業

たこ焼店「築地銀だこ」のホットランドは25日、新業態の「秋葉原ホルモン横丁」(東京・秋葉原)をオープンする。同社はい志井グループでもつやき店「日本再生酒場」などを手掛けるエムファクトリーと「もつやき処い志井」などを経営するい志井の2社から「もつやき・ホルモン・焼肉」事業を12月1日付で取得する予定で、今回の横丁は「お互いのノウハウを集結した」(ホットランド)初の取り組み。

●ミールワークスが初のフォー専門店を都内に

アークランドサービスホールディングスの子会社でタイ料理店「マンゴツリー」などを展開するミールワークスは11月19日、初のフォー専門店となる新業態「ワン フォー ボウル」を東京・表参道にオープンする。