10月14日付の外食日報は

●イートアンドHDは「大阪王将」の生活立地出店継続

冷凍食品の製造販売などを手掛ける食品事業と外食事業を両輪とするイートアンドホールディングスは、外食事業の主力である餃子チェーン「大阪王将」で、都心就業者の帰着駅や住宅・生活立地を中心とした出店を続ける。コロナ禍で消費者の生活様式が変化し、都心の繁華街よりも住宅・生活立地の店舗の方が堅調なことから出店立地のシフトを進めているもの。今期(22年2月期)は上期に「大阪王将」15店舗を出店(退店は7店舗)しており、下期も東京都内などの帰着駅周辺を中心とした出店を進めることで、通期27店舗の出店を見込む。

●「金沢まいもん寿司」がスピンオフ業態の展開を推進

グルメ回転寿司・寿司店「金沢まいもん寿司」(21店舗・12日時点)を地元石川から関東、関西、九州などで広げているエムアンドケイ(石川・金沢、木下孝治代表)が、各地の特色を採り入れた「金沢まいもん寿司」のスピンオフ業態の開発、出店を推進している。

●セブン&アイHDが11月に「セブンパーク天美」開業

セブン&アイ・ホールディングスは11月17日、大阪府松原市に商業施設「セブンパーク天美」をグランドオープンする。「セブンパーク」はショッピングセンター「アリオ」の進化版となる、エンターテインメントとショッピングの複合施設。今回は16年に立ち上げた「セブンパークアリオ柏」(千葉・柏)に次ぐ2施設目となる。敷地面積約6万7000㎡・売場面積約4万5000㎡の、同社の商業施設としては南大阪で最大級。テナント数では「セブンパークアリオ柏」とほぼ同等の約200店舗が出店し…