10月13日付の外食日報は

●なおも勢いづく外食のECビジネス

外食企業によるEC(インターネット通信販売)への意欲がなお活発だ。外食では営業制限の緩和から店内に人が戻り始めている状況だが、依然として店舗で人気の食材・料理をそろえたオンラインショップの立ち上げや、品ぞろえ強化の動きが相次ぐ。「先行きが不透明で店内飲食だけに頼れない」(居酒屋)面もあるが、大きく収益を回復、成長させていくため積極的に商機を広げようとの意識が広がっている。

●はま寿司が「都市型店舗」の出店推進

ゼンショーホールディングス(HD)傘下のはま寿司は、回転寿司「はま寿司」の都市型店舗の出店を推進している。15日には、寿司1皿121円(税込・以下同)から提供する都市型店舗の3店舗目となる「秋葉原駅前店」(東京・秋葉原)を出店する。

●ロイヤルFSがフライドチキンの新業態で2号店

ロイヤルグループで外食事業を担うロイヤルフードサービスは13日、バターミルクフライドチキン専門店「Lucky Rocky Chicken」(東京・武蔵小山)の2号店を東京・吉祥寺にオープンする。1号店で実施したメニュー改定の内容も反映しつつ、システム面で新たな取り組みを講じており、ブランドとしてブラッシュアップもかけながら多店舗化が進む。