10月12日付の外食日報は

●外食チェーンが「復活メニュー」で需要を刺激

外食チェーンで過去に人気を博した商品を投入する「復活メニュー」企画が相次いでいる。前回の販売実績から一定以上の需要を見込める商品として投じる中、商品をブラッシュアップしてより顧客満足度を高めようとする動きもある。緊急事態宣言の解除によって10月以降は時短営業などの要請が一部緩和され、イートイン需要回復への期待も高まる状況下、丼やラーメン、イタリアンなどさまざまなチェーンで需要「復活」への取り組みが進む。

●レインズIが「甘太郎」で少人数・食事需要対応を強化

コロワイドグループのレインズインターナショナルはこのほど、居酒屋の主力ブランドの一つである「手作り居酒屋 甘太郎」(23店舗・以下「甘太郎」)のグランドメニューを大幅に刷新した。「ザ・居酒屋というブランドから、コロナ禍で求められるニーズに密着した業態としての新たなスタートを切った」(同社)というもの。多人数宴会の需要が中心の居酒屋然としたブランドだったところ、今後は少人数での利用やちょい飲み…

●サガミレストランツがセルフそば業態に参入

サガミホールディングス傘下で「和食麺処サガミ」などを展開するサガミレストランツは8日、愛知県岩倉市のロードサイド立地に同社初のセルフそば業態となる「かき揚げ 十割そば 長助」を出店ンした。1号店の状況を見て、機会があればビルインや商業施設などへの出店も検討していきたい考えだ。