10月8日付の外食日報は

●「卓上レモンサワー」設置店拡大が急

卓上サーバーから注ぐレモンサワーが飲み放題の焼肉・ホルモン業態が台頭している。卓上サーバー設置店は、昨春からのコロナ禍においても拡大を続けるブランドが目立つ注目ジャンルの一つ。9月末までの緊急事態宣言下で出店を延期していた店舗が10月に入ってからオープンしている状況

●トリドールHDが香港孫会社上場で海外展開に拍車

トリドールホールディングス(HD)が7日付で香港孫会社Tam jai International Co.Limited(タムジャイ・インターナショナル、以下TJI)を香港証券取引所のメイン市場に上場させた。日本の外食企業がM&A(企業の合併・買収)で傘下に収めた企業をのちに現地で上場させた例は極めてまれ。現地有力企業の買収という大型投資が着実に実り、グループで2027年度までに4000店舗(21年8月末時点616店舗)を目指す海外戦略は新たな段階を迎えた。

●エー・ピーHDが「進化系スシ酒場」打ち出す新業態

エー・ピーホールディングスは13日、寿司居酒屋の新業態「スシとツマミ シチフク」を千葉・浦安のJR新浦安駅南口にグランドオープンする。スパイスワークスホールディングスがプロデュースした、両社の初タッグとなる業態。あらゆるシーンや用途で楽しめ、一人でも誰と一緒でも合う、全方位型を目指した「進化系スシ酒場」を掲げる。