10月7日付の外食日報は

●フードコート・フードホールに再攻勢の機運到来

フードコートおよびフードホール業態で新規の立ち上げや、新企画投入の動きが目立ってきた。1日からの緊急事態宣言解除に伴い、外食業界への営業時間・酒類提供の制限が緩和。外食需要が復活し始めている。これまで人が多く集まり楽しく過ごせる場が避けられてきただけに苦境を強いられたのがフードコートやフードホールだったが、ようやく挽回の機運が到来。コロナ前は人気の出店形態だっただけに、再び脚光を浴びるか。今後の外食需要の回復度を占う意味でも動向に注目だ。

●ワイエスフードが「筑豊ホルモン鍋 香春」東京初出店

福岡県を地盤に豚骨ラーメンの「九州筑豊ラーメン 山小屋」(以下「山小屋」)を運営するワイエスフードは8日、東京・立川に「筑豊ホルモン鍋 香春(かわら) 立川店」をオープンする。今年2月に福岡・中洲川端で立ち上げた新業態の2店舗目で、東京初出店。関東の旗艦店として出店し、今後は山手線沿線などの「都心にも出店したい」(同社)とする。

●「びっくりドンキー」が朝食需要取り込みを強化

北海道に本社を置くアレフは「びっくりドンキー」(339店舗・5日時点)の約4割を占める140店舗で提供中のモーニングメニューを拡充する。6日からコーヒーのおかわりを無料化したこととともに、フードでは新たに卵かけごはんをラインナップした。