10月5日号の日本外食新聞は

★外食産業を動かす人々

M&Aや新工場で焼肉事業広げる
「世界中を満腹にさせる」を実現へ

ISSEI 代表取締役社長 浅田 一世氏

■10月5日号の主な内容

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居酒屋JAPAN2021 セミナー再録/大分・WOOD HOUSEの事例

コロナ禍で自社の課題が露呈……「弱み」をどう「強み」に変えたのか

多くの飲食店経営者にとって、業界を襲った未曽有のコロナ禍は、改めて自社の体質や問題点に気付くきっかけになったのではないだろうか。2021年7月6・7の両日、大阪南港ATCホールで開催された第4回「居酒屋JAPAN2021」のセミナーでは、大分の飲食店経営者による勉強会「大分KARUU会」会長で大分で居酒屋「陽はまたのぼる」などを展開するWOOD HOUSE社長の氏田善宣氏が、コロナ禍で気づいた自社の弱みと赤字予想を立て直すため、どのように現場と理念を共有し、巻き返しを図っているかを赤裸々に語った。

◇◇◇

WOOD HOUSE 氏田善宣社長

過疎化と少子高齢化が急速に進行し限界集落になると言われている私の故郷・大分県竹田市に、WOOD HOUSEを立ち上げて店を出してから9年になる。今では人口2万人の竹田市に3店舗、大分市に4店舗の計7店舗運営している。

ほかに食品加工やギフト事業を手掛けるグループ会社があり、そこも5年目に入った。社員4人でセントラルキッチンのような位置付けの会社で、しっかり商売している。

2年前、大分の飲食店経営者やそのサポーター向けの勉強会として大分KARUU会を立ち上げた。毎月講師を呼んで勉強し、共に学びを共有している。このような会を作ったきっかけは、約6年前に居酒屋甲子園に出会ったことだった。そこから全国の経営者と知り合うきっかけが増え、私自身の飲食に対する視野が広がり、視座が高くなった。居酒屋甲子園に出会わなければ今の私はいないだろうし、飲食の持つ可能性に気づくことはなかった。今は居酒屋甲子園でも専務理事を務めている。

それでは、このコロナ禍で私自身、ものすごく踏ん張らないといけない時が多々あった中で、どういう風に「在り方×やり方」という理念浸透経営を実践してきたかを振り返る。

皆さんの会社でもコロナ禍でたくさんの事件が起きたと思うが、当社でもいくつか起きた。2020年4月頃から影響が出始め、6月には大分駅前の一番売上が高く利益も取れていたネオ大衆酒場で、店長、料理長含めて4人がほぼ同時期に退社した。

これは私自身の会社経営に対する怠慢や、社員が売上しか見ていなかったため、売上が一気になくなった瞬間、モチベーションが切れたことなど、さまざまな問題がからんでいた。ただ、その時期は人材募集を進めていた時期で社員が多かったので乗り越えられた。

また、事件ではないが、1年間練ってきてほぼ出来上がっていた炉端業態を、コロナ禍で大箱業態を仕掛けて成功するかと悩んだ末に全て白紙に戻した。これは私にとって大きな決断だった。

ほかにも……

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