9月27日付の外食日報は

●環境好転期待の10月以降、脚光浴びる外食施策は

政府が緊急事態宣言を延長せず解除することを検討中で、再三の延長で自粛対応を続けてきた外食業界にとって環境好転の期待が持てる情勢だ。10~11月以降での酒類提供停止も含めた行動制限緩和方針も現実味を帯びてくる。外食では環境好転を見越して新商品の開発、投入に注力する動きもある。

●新スタイルの「大阪王将」で中国再進出

餃子専門店「大阪王将」などを手掛けるイートアンドホールディングス傘下で海外事業を担うイートアンドインターナショナルは、海外展開を拡大する。イートアンドグループで「大阪王将」やラーメン店「太陽のトマト麺」などアジア地域に33店舗(21年5月末時点)を展開する中、このほど中国・上海への出店が決定。新スタイルの大阪王将「OSAKA FUN DINING 大阪王将」を25日に上海市内の商業施設にプレオープンし、10月11日のグランドオープンを予定する。

●「レッドロブスター」が希少カニをグランド化

レッドロブスタージャパンはこのほど、シーフードレストラン「レッドロブスター」で、期間限定で販売していたカニ「ディープシークラブ」をグランドメニュー化した。「好評だったことから、『レッドロブスター』における、ズワイガニに代わる新たなカニの代表的存在として訴求する」(同社)という。