8月31日付の外食日報は

●新機軸打ち出すメニュー提案で需要を切り拓く

外食のメニュー企画で、食材の使い方や食べ方に新機軸を打ち出した新商品が目立つ。一風変わったかつ丼を出すなどの動きがそれで、独自性から口コミ効果なども見込まれるもの。コロナ禍で依然環境が厳しいなかでも需要開拓を目指す、積極的な開発姿勢がうかがえる。

●安楽亭が夜の少人数・短時間利用獲得強化へ

安楽亭は「焼肉レストラン 安楽亭」で、時間帯別のメニュー提案を強化する。コロナ禍で消費者の生活様式が変化する中、より現在のニーズに対応するラインナップの提供を目指すもの。ランチや朝食時間帯で新たな提案に着手してきた中、このほど自治体からの時短営業要請の影響を受けやすいディナータイムの需要獲得に向けた提案にも乗り出した。

●「レッドロブスター」が今秋は希少カニで差別

レッドロブスタージャパンは9月1日からシーフードレストラン「レッドロブスター」で、希少カニのメニューを2品投入する。深海に生息するディープシークラブ、日本で流通量が少ないブラウンクラブをそれぞれ商品化。「付加価値を訴求して秋の集客増を狙う」(同社)構えだ。