8月26日付の外食日報は

●デリバリーブランドから「実店舗化」の流れ加速

居酒屋などを展開する外食企業が、コロナ禍で開発したデリバリー専用ブランドを実際の店舗として出店したり、ランチ営業用のブランドとして導入する動きが加速している。自治体による酒類提供停止や時短営業の要請といった制約が続く中、売上拡充策の一つとして各社が手がけるものだ。コロナ禍で開発したデリバリー専門ブランドのメニューが人気化し、既存店とは違った客層の取り込みにつながっていることなども背景に、実際の店舗として消費者のニーズ獲得に乗り出す動きが拡大している。

●「魚べい」が初の「20時以降のテイクアウト限定企画」

元気寿司は寿司チェーン「魚べい」で、コロナ禍で高まる店外飲食需要の取り込み強化へこのほど、初の試みとして20時以降のテイクアウト注文限定のキャンペーンを始めた。夜は店内営業を早めに終了することが求められている環境を踏まえた取り組みとなり、成果を検証する。キャンペーンは20時以降にテイクアウトの寿司メニューを購入して店頭で受け取る利用客限定で実施…

●ダイヤモンドDとトレタの焼鳥業態は9月1日発進

ダイヤモンドダイニングがトレタと共同開発中の居酒屋新業態「焼鳥IPPON」(5月20日付既報)について、9月1日にダイヤモンドDの「WINEHALL GLAMOUR 大崎」(東京・大崎)のリニューアルで出店することで固まった。デジタル技術を前提にゼロベースで理想の飲食店を目指して開発…