8月25日付の外食日報は

●株主優待から上場外食企業の注目場面到来

株式市場で今月末にかけて、株主優待を手掛かりに外食株を狙う相場が盛り上がる公算がある。2月期決算企業が上期末割当で株主優待として食事券を贈る動きが注目されるもので、優待狙いでその企業の株式が買われることで店舗利用が促進され、集客、売上にも寄与してくるシナリオが描ける。

●大阪王将が「街中華」の味や想いを引き継ぐ新店舗

イートアンドホールディングス傘下で餃子専門店「大阪王将」を展開する大阪王将は22日、東京都武蔵野市に「大阪王将 武蔵野緑町栄楽店」をオープンした。店名に冠した「栄楽」は、1958年に同地で開業した中華料理店「栄楽」から採用。古希(70歳)を迎えたオーナーが引退を決め、今年5月末に63年間の歴史に幕を閉じた「栄楽」の想いや一部メニューの味などを引き継いだ「大阪王将」の直営店としてオープンした。

●「日比谷フォートタワー ショップ&レストラン」が開業

三井物産都市開発および飯野海運が参画する新橋田村町地区市街地再開発組合が東京・西新橋で開発を進める「日比谷フォートタワー ショップ&レストラン」が30日に開業する。13テナント(一部店舗開店日が遅れる場合あり)のうち、飲食は9店舗が出店。1階には5店舗(弁当店1店舗含む)が集積するフードホールとして「日比バル」も設ける。