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アークス 代表取締役 米田 周平 氏
■8月25日号の主な内容
★トップ記事
バーガー！バーガー！バーガー！
なぜいま参入が相次いでいるのか
ダイニングイノベーショングループの西山知義ファウンダー（左）とすみれの湯澤忠則社長
ダイニングイノベーションが「ブルースターバーガー」でバーガー市場に風穴をあけると、すぐにサブライムグループが「ベックスバーガー」を立ち上げて追随。これを発端に、鳥貴族が参入したチキンバーガーでも、ダイニングイノベーションがひと足早く仕掛けた。それ以外のグルメバーガー市場などでも大小入り乱れて商品開発が進み、今まさにバーガーブームと言えるほど、バーガー提供店が増殖中だ。コロナ渦ゆえの特別な現象なのか、それとも本格的に市場に変化が起こるのか。
◇◇◇
ダイニングイノベーショングループで「やきとり家すみれ」を展開するすみれは７月20日、東京・代官山にチキンバーガー専門店「Doo Wop（ドゥーワップ）」の１号店をオープンし、チキンバーガー市場に参入した。
昨年11月に同じダイニングイノベーショングループのブルースターバーガージャパンが立ち上げたテイクアウト業態「ブルースターバーガー」に続くハンバーガー店だ。
「ブルースターバーガー」と同様、自社専用注文システムなどＤＸ（デジタルトランスフォーメーション）の活用によって「低価格・ハイクオリティ」の両立を実現したバーガー業態として訴求し、中長期でＦＣ含め国内２０００店舗と大規模な出店を視野に入れる。
「Doo Wop」開発の背景について、ダイニングイノベーショングループの西山知義ファウンダー（創業者）は、「アメリカにはチキンバーガーのチェーンがいくつもあるが、日本ではチキンバーガーをメインとするチェーンはほぼない」点を指摘する。
さらに、「アメリカの外食のランキングを見ると、チキンバーガーをメインにしている企業は非常に大きなマーケットをとっている。絶対に日本でもそれ（同じ可能性）があるはずだと考え、今回チキンバーガーをメインにした業態をＤＸでつくりたいとこの『DooWop』を作った」（西山ファウンダー）といい、開拓余地の大きいチキンバーガー市場を「『DooWop』でどんどん取っていきたい」（同）と強調する。
出店については代官山の１号店を皮切りに……
《Doo Wop》看板商品のチキンバーガー〈プレーン〉290円
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