8月23日付の外食日報は

●夏の盛りでにわかに光るカレーメニュー提案

夏の盛りにあって丼チェーンなどでカレーメニューの提案に力が入ってきている。カレーはスパイス効果から食欲増進などが期待されるメニューであり、夏バテしやすい時期に関心を集めやすい面がある。気象庁が19日に発表した今後1カ月の天候見通しでは、気温は北日本で高く、東日本では平年並みか高い見込み。当面は高気温からの疲れ解消へカレー需要が継続する公算もあり、秋口のカレー提案の成功可能性を占う意味も含めてこの夏場の成果が注目される。

●力の源HDが「一風堂」で内食アプローチ強化

力の源ホールディングスが、コロナ禍にあって高まる内食需要の取り込みを強化している。内食ニーズへのアプローチについてはこれまで、店舗での名物サイドメニュー〈辛もやし〉を作ることができる調味料を公式ECサイト内で販売するなど、店舗にいる気分を提供する形で「おうちでIPPUDO」シリーズ商品を展開している。このほど新たに…

●トランジット、初のシェアK活用デリバリー店

トランジットジェネラルオフィスがシェアキッチン施設を活用したデリバリー専門店の出店に乗り出した。20日、東京・原宿や同・品川などで4店舗を展開するメキシカンフード業態「Guzman y Gomez(グズマン イー ゴメズ)」(GYG)で始めたもの。ベンチャーの…