8月20日付の外食日報は

●物語コーポは業績継続拡大へ新中計始動

テーブルオーダー型食べ放題焼肉店「焼肉きんぐ」を主力とする物語コーポレーションが、今期(22年6月期)を初年度とした新中期経営計画を始動させた。4年後の25年6月期での連結売上高1000億円(前期実績比56.2%増)を目指すもので、商品やシステムの磨き込み、積極的な出店などによる既存ブランドの着実な成長を通じ、コロナ禍を乗り越えての業績再成長路線入りを鮮明にする方針。

●スターバックスがフードロス削減を加速

スターバックス コーヒー ジャパンは、フードロス削減の取り組みを加速する。23日から全国の「スターバックス コーヒー」で、店舗の在庫状況に応じ、閉店3時間前を目途にフードケース内の商品を20%割引して販売する取り組み(各店舗の在庫状況に応じて実施の有無・開始時間など異なる)を恒常的に実施する。販売を促進することでフードロスを減らすとともに、同取り組みによる売上の一部をNPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえに寄付する地域貢献を目的とした取り組みも行う。

●「タリーズコーヒー」が初のさつまいもドリンク投入

タリーズコーヒージャパンは9月2日から「タリーズコーヒー」で初秋のドリンク新商品企画を始める。いずれもブランド初の試みとなる、さつまいもを使用したドリンクと、ノンカフェインのフルーツティーの2品を投入。差別化した商品投入で、本格的な秋商戦へ集客に弾みをつける。