7月29日付の外食日報は

●外食店がテイクアウト業態併設型で売上獲得強化

外食企業がイートイン店舗とテイクアウト業態を併設して出店する事例が増えている。コロナ禍で人の流れや生活様式が変化する中、幅広い利用ニーズに対応でき、利便性も高い店舗として提案している。緊急事態宣言下での営業制限がある中で実績を上げる店舗もあり、ウィズコロナ・アフターコロナにおける出店形態の一つとして動向が注目される。

●「イータリー」日本旗艦店オープンは8月25日に

イタリア食材小売店とイタリアンレストランの複合業態「EATALY(イータリー)」の日本およびアジア太平洋地域の店舗展開を担うイータリー・アジア・パシフィック(東京・麹町、西条真義社長)が今夏の予定で進めていた日本旗艦店「イータリー銀座店」(東京・銀座)のオープン日が8月25日に決まった。商業施設「GINZA SIX」初の大型リニューアルの目玉案件として立ち上がる。

●「ジョイフル」が著名ユーチューバーと協業

ジョイフルはファミリーレストラン「ジョイフル」で動画クリエイターのヒカル氏とハンバーグを共同開発し、27日から〈ヒカル考案 冗談抜きで旨いハンバーグ〉として発売した。28日の株式市場で同社株は一時、値幅上限(ストップ高)水準まで上昇して年初来高値を更新。本件が買い材料視されたもようだ。