7月28日付の外食日報は

●特需に期待高まる「五輪メシ」

外食ブランドが「東京オリンピック特需」に恩恵をうける動きが目立ってきそうだ。東京オリンピック(以下、五輪)はコロナ禍での開催の是非が論じられてきたが、ふたを開ければ23日の開会式の世帯視聴率は関東地区で56.4%(視聴率調査会社ビデオリサーチ調べ・速報値)と高かった。27日朝時点では国別の金メダル獲得数は日本が首位と選手の活躍も目覚ましく、国民の多くが関心を寄せている状況だ。無観客開催で多くの人が自宅で視聴せざるを得ず飲食店の店内利用には逆風だが、自宅観戦であればテイクアウトのニーズが高まる。巣ごもり需要に対応し、かつ五輪観戦に適しているとみられる「五輪メシ」の動向が注目される。

●「いきなり!ステーキ」が新モデルを試験

ペッパーフードサービスが「いきなり!ステーキ」の収益力強化の一環で、新たなモデルを試している。有楽町店(東京・有楽町)をこのほどリニューアル。ステーキ・ハンバーグメニューを全て丸鉄皿で提供する形とした。
丸鉄皿は保温性が高く、従来は余熱で最終仕上げする〈ワイルドステーキ〉〈ワイルドハンバーグ〉で使い…

●「やっぱりステーキ」が初の熟成肉使用メニュー

全国各地に「やっぱりステーキ」を70店舗以上展開するディーズプランニング(沖縄・那覇、義元大蔵社長)は、8月2日にオープンする「やっぱりステーキ 芝大門店」(東京・大門)で、ミートエポック(神奈川・川崎、跡部美樹雄社長)の熟成製造技術「エイジングシート」で熟成させた牛肉を使用した〈熟成アメリカンステーキ200g〉通常税込2000円(ライス、サラダ、スープ食べ放題付き/オープン後当面は記念価格税込1500円)を発売する。