7月26日付の外食日報は

●串カツ田中HDは来期の「勝負の年」へ体制整備

「串カツ田中」の串カツ田中ホールディングスは、酒類提供に制限がかかる事業環境下、今期(21年11月期)は厳しい収益動向にある。しかし、来期は「勝負の年」と認識。今下期は店内以外の収益機会の開拓などコロナ禍の現状への対応を進め、挽回のときに備える。

●ダイナックが「カツサンド」特化のデリバリーブランド

ダイナックホールディングス傘下でレストランや居酒屋、バー、パブなどを運営するダイナックは、デリバリーブランドの開発を積極化している。21日には、カツサンドに特化した新たなデリバリー業態「大阪厚切りカツサンド ひとつ松キッチン」を立ち上げ、「Uber Eats」での販売(配達は大阪梅田・福島・天満エリア)を始めた。コロナ禍で高まるデリバリー需要を取り込む狙い。

●ハチバンが初のキッチンカー業態立ち上げ

北陸を地盤に「8番らーめん」を展開するハチバン(石川・金沢)はこのほど、初となるキッチンカー業態「おいもとレモネード」の展開を始めた。7月15日から金沢市にあるJA(農業協同組合)の直売所「ほがらか村(野田店)」内で営業を開始。今後は金沢市など石川県内で随時展開していく予定だ。