7月21日付の外食日報は

●ドトール・日レスは業績回復へ売上獲得策に注力

ドトール・日レスホールディングスは、売上回復への施策を講じることで今期(22年2月期)連結業績の黒字回復を目指す。積極的な新規出店や既存店でのランチ需要獲得に取り組む。引き続き管理コスト削減も徹底し、「今期(の業績)計画の達成を目指す」(星野正則社長)。

●6月既存店売上高は前年実績超えが全体の3割程度に

上場外食企業の21年6月既存店売上高がまとまった(集計対象56社・関連表は8面に掲載)。前年同月実績を上回ったのは18社・業態と全体の約3割にとどまった。「コロナ禍2年目」として4、5月は前年同月超えの企業が大半だったなか、状況が変化した。
4、5月は前年が新型コロナ対策として初めて緊急事態宣言が発令されていた時期で外食消費が大きく落ち込んでいただけに

●くら寿司が「鬼滅の刃」コラボ再び

くら寿司は30日から回転寿司チェーン「くら寿司」で、人気アニメ「鬼滅の刃」とのコラボレーションキャンペーンを実施する。同アニメ作品との協業は、昨年の6月と9~10月に実施していずれも当初想定を上回る集客につなげていた。3回目となる今回はオリジナルの新作グッズを従来以上にそろえる「過去最大規模」で臨むもので、「過去2回の時を上回る成果を狙う」(同社)としている。8月31日まで実施する。