7月20日付の外食日報は

●ハイデイ日高が「日高屋」ロードサイド出店強化へ

ラーメンの「日高屋」や「焼鳥日高」を展開するハイデイ日高は、コロナ禍での業績回復を目指す。「新しい生活様式」を意識したテイクアウト・デリバリー対応の強化や、これまで店舗数が少なかったロードサイド立地への出店に力を入れるといった新たな戦略も推進。コロナ前(2020年2月期)は20時以降の売上が全体の約40%を占めていた同社は、コロナ禍での時短営業要請が大きく業績に響いているが、新戦略も含めた施策で建て直しを図ることで回復を急ぐ。

●ホットランドがBBQ業態に参入

ホットランドは飲食店開発支援事業子会社ファンインターナショナルによる新業態としてこのほど、炭を使って利用客が自ら焼き上げて楽しむ、全天候型のインドアBBQ施設となる新業態「SUMI TERRACE〈スミテラス〉」を開発した。22日に1号店を兵庫県河辺郡猪名川町に立ち上げる。ホットランドがグループとしてBBQ業態を手掛けるのは初で、「グループのさまざまな業態との連携も視野に入れながら多店舗化を目指す」(ホットランド)方針だ。

●グルメ杵屋は「杵屋麦丸」の欧州展開が進展

グルメ杵屋が欧州での事業展開を着実に進めている。昨年12月にうどん業態で英国に進出したもので、1号店が順調ななか、このほど同国2号店も立ち上げた。現地の営業規制も解除されている状況下で収益化に向けて本格的に動き始めている。