7月19日付の外食日報は

●根強い巣ごもり需要をECで獲る

EC(インターネット通信販売)に取り組む外食企業が増え、自前でサイトを立ち上げる例も目立っている。長引くコロナ禍にあっていまだ店内飲食が厳しい環境に置かれるなか、「店外飲食」需要に対応する必要性が高まっていることが背景だ。テイクアウトやデリバリーを手掛けつつECまで販路を拡大して最大限に売上を確保。成功例も出ており、参戦する動きは今後も熱を帯びそうだ。

●「東京チカラめし」が再攻勢の動き本格化

三光マーケティングフーズが焼き牛丼業態「東京チカラめし」の再攻勢を本格化する。香港から海外出店を進めているなか、国内ではデリバリーへの参入を決めた。

●松屋フーズがとんかつ業態でも「世界紀行」企画

松屋フーズホールディングス傘下で牛めし・カレー・定食店「松屋」などを展開する松屋フーズは、とんかつ店「松のや・松乃家」で、海外のメニューを紹介する形の商品企画「松のや世界紀行」シリーズを立ち上げた。第1弾として21日からスペイン料理のエスカベッシュを採り入れた定食4品を投入する。