7月8日付の外食日報は

●高たんぱく商品などさまざまに賑わう「ヘルシー」訴求

高たんぱくや低糖質、抗酸化作用など「ヘルシー」を訴える取り組みが外食のメニュー開発や業態展開などで目立つ。コロナ禍にあって健康の維持・増進を意識する人が増えている時流を捉えているだけに、今後も有望な切り口となりそうだ。

●モスが「スパイス」キーワードの夏商品投入

モスフードサービスは15日から「モスバーガー」で、「スパイス」をキーワードにした夏のキャンペーン商品を投入する。例年夏には辛味のある商品を投入している中、今年は辛さだけでなく「スパイス」にこだわったハンバーガーとチキン、ドリンクの新作を開発。それぞれが異なる「スパイス感」や辛さを持った商品として、3つが引き立て合うことも意識した。

●「俺の」がシリーズトップブランドをオープン

「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」などを展開する俺の(東京・銀座、木場亮太社長)は5日、東京・大手町に「俺の」シリーズのトップブランドとなる「Grand Maison ORENO(グラン・メゾン・俺の)」をオープンした。「一流の料理×心のこもったサービス×エンターテインメントを掛け合わせたイーターテイメント(Eat×Entertainment)レストラン」を掲げ、外食の楽しさを提供して利用客の支持獲得を目指す。