7月1日付の外食日報は

●21年上半期の出来事

21年上半期の外食業界は、20年に続きコロナ禍の影響が色濃く出た。3回目の緊急事態宣言下では、酒類提供飲食店には休業が要請されるという、かつてない厳しい経営環境に置かれた。こうした状況下、各社は需要が高まるテイクアウトやデリバリー、ECを手掛けるなど売上確保に努めた。

●鳥貴族HDの新業態「トリキバーガー」開業へ

鳥貴族ホールディングス傘下のTORIKI BURGER(大倉忠司社長)は、8月に東京品川区の大井町駅近くに1号店をオープンする予定のチキンバーガー専門店「TORIKI BURGER(トリキバーガー)」について、ブランドロゴや店舗・商品イメージなどの新情報を一部公開した。6月30日付で同店のティザーサイトも公開しており、1号店のオープンに向けて同サイトや公式SNSを通じて「順次、(店舗に関する)出せる情報を更新していく」(同社)とする。

●カゴメが7月に初のオンライン展示会を開催

カゴメは7月1日から同31日まで、業務用展示会「カゴメ ベジタブル・ソリューション 2021」をオンラインで開催する。野菜関連の業務用商品や自社商品使用メニュー、食トレンド情報などの発信機会として2018年から実施するなか、3回目の今回は初のオンライン開催。オンライン化でいつでも参加できるメリットを打ち出しつつ、より多くの外食関係者の参加を見込んでいる。