6月29日付の外食日報は

●山田食品産業がタンメン専門店「山田太郎」立ち上げ

「ファミリー食堂 山田うどん食堂」を展開する山田食品産業(埼玉・所沢、山田裕朗社長)は、新業態のタンメン専門店「埼玉タンメン 山田太郎」を立ち上げる。1号店は埼玉・所沢の「らーめん食堂 かかし」からの業態転換で、7月15日にオープンする予定。同店を「埼玉タンメン 山田太郎」の本店と位置付け、「まずは軌道に乗せることに注力する」(同社)。その後は「ファミリー食堂 山田うどん食堂」のドミナント店舗を「埼玉タンメン 山田太郎」にリニューアルしていく考えもあるという。

●5月既存店売上高は前月よりも増収率に落ち着き

上場外食企業の21年5月既存店売上高がまとまった(集計対象56社・関連表は10面に掲載)。居酒屋などの一部を除いて全般に前年実績を超過したものの、前年の10倍近くの数字もあった4月実績と比べると、増収率は落ち着いた。基本的な構図は前月と同様。前年の5月はコロナ禍のさなかにあって全体が落ち込んでおり、前年超えのハードルは全般に下がっていた。しかし…

●C-Unitedが「珈琲館」6年ぶりのグランド大刷新

カフェ「シャノアール」などを展開するC-Unitedは7月1日、「珈琲館」と「珈琲館 蔵」(両ブランド合計で直営・FC含め213店・6月28日時点)のグランドメニューを刷新する。リニューアルに伴い、フード、ドリンク、デザートなど計12品を新たに投入する。「珈琲館」では「大々的なグランドメニューのリニューアルは2015年以来6年ぶり」(同社)。