6月25日号の日本外食新聞は

★外食産業を動かす人々

《座銀》の出店核に新たな挑戦続ける
ラーメン業界で一番好待遇の会社に

銀の葡萄 代表取締役　壽量 健太 氏

 

■6月25日号の主な内容

★トップ記事

参入増ステージから差別化局面へ　「外食チキン戦争」が熱い!!

ロイヤルグループで外食事業を担うロイヤルフードサービスが５月29日、東京・武蔵小山に立ち上げた、グループ初のフライドチキン専門店「Lucky Rocky Chicken（ラッキーロッキーチキン）」１号店が「想定以上の滑り出しとなっている」（ロイヤルホールディングス）と、好調だ。

バターミルク液に漬け込んでつくった独特なフライドチキンである点が高評価につながっているようで、コロナ禍で中食と外食のボーダレス化に拍車がかかるなか、「グループとして中食強化につながりテイクアウトでも有力な業態を」と、開発したものだ。

数年前に専門店開発チームが米国を視察した際に、バターミルクフライドチキンに巡り合って魅力を知った経験が活きている。グループが今年２月から資本業務提携契約の下で本格的に取り組んでいる大手商社双日との業務提携の具体的な成果の第１弾でもあり、双日のネットワークで材料の国産鶏むね肉を安定して提供できる体制にあることも注目点だ。

チキンメニューの提案に力を入れているのは、松屋フーズホールディングス傘下の松屋フーズだ。「松のや」「松乃家」は、とんかつ専門店ではあるものの、主力の牛めし・カレーの定食チェーン「松屋」で蓄えた鶏肉料理のノウハウも注入して差別化を図る。

今年２月に初めて親子丼を導入してヒット商品となっており、このほど、昨年投じて話題を呼んだ商品であり……

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