6月21日付の外食日報は

●ギフトは利益再成長の道筋つけて今期締めくくりへ

横浜家系ラーメン大手のギフトは今期(21年10月期)での利益V字回復に向け、下期は収益獲得の動きを加速する。商品、オペレーション、製造・物流の3点における改革をさらに推し進め、生産性を高める。コロナ禍で好条件の立地を得やすい状況から「物件獲得についてはまだまだ追い風。引き続き積極的に進める」(田川翔社長)方針もあり、業績再成長路線入りへの足がかりを築く構えだ。

●G-FACTORYが「宇奈とと」で初の立ち食いタイプ

G-FACTORYは22日、ワンコインうな丼業態「名代 宇奈とと」で初となる、立ち食いタイプを立ち上げる。東京都内中心に焼肉店や居酒屋などを展開する、新城(東京・渋谷、王杏瑩代表)とのライセンス契約の下、新城が渋谷にFCとして「名代 宇奈とと 笹塚店」をオープンするもの。

●ダイナックがデリバリー新ブランド「山形牛専門 肉匠」

ダイナックホールディングス傘下のダイナックは、既存店の厨房で作った料理をデリバリーで届けるバーチャルレストラン形式のデリバリー専門ブランド開発を進めている。タイカレーの「ココカリ」やアジアン料理の「感動ボブン」といったデリバリー専門ブランド(「感動ボブン」は22日に実店舗としてもオープン予定)を手がける中、21日には新たに黒毛和牛の「山形牛」に特化したデリバリー専門ブランド「山形牛専門 肉匠」を立ち上げる。