6月18日付の外食日報は

●外食で初夏向け「メロンスイーツ」の提案が活況

ファミリーレストランやカフェなどの外食チェーンで、旬のメロンを使用したスイーツの提案が活発だ。初夏にマッチしたさわやかな風味のスイーツとして例年販売するチェーンも多い中、今年から初めてフェアに乗り出す動きもある。デザートやカフェ利用を見据え、見た目のインパクトやメロンの品質を打ち出した商品で初夏から夏にかけての需要獲得につなげる。

●輸入牛肉が高値推移、強まる外食への値上げ圧力

輸入牛肉の高騰が続いている。焼肉などの外食店からは、在庫を活用して何とか価格を維持してきたが値上げも視野に入れないと先行きは厳しいとの声が出ている状況もある。情勢は簡単には変わらない構図があるとみられ、これから売上を確保して収益回復を図ろうとする外食業界は難しい判断を迫られている。

●王将FSがテイクアウト・デリバリー専門店開発

「餃子の王将」の王将フードサービスは25日、東京・池尻大橋に新業態のテイクアウト&デリバリー専門店「餃子の王将 ジョイ・ナーホ 池尻大橋店」をオープンする。コロナ禍における消費者の生活様式の変化により、同社の店舗でも持ち帰り需要が高まっている中、「食のニーズに応えるために開発した」(同社)ブランドとなる。