6月15日付の外食日報は

●ヒートアップする「辛味」メニューの提案

東京都では気温が30度以上の真夏日となる日が増えてくるなど、全国的に暑い日が目立ってきた。外食ではこの時期を捉えてファストフード(FF)やレストランなどで「辛味」を前面に押し出した商品企画に余念がない。目先は暑さが増す観測があるほか、今年の夏は猛暑も予想されており、暑い日を元気の出る辛さで乗り切ろうというアプローチが外食消費回復の起爆剤になってくる公算がある。

●ORA新会長にワン・ダイニングの髙橋淳社長

大阪外食産業協会(ORA)は11日、通常総会を開き、第17代会長に髙橋淳(たかはし・じゅん)筆頭副会長(ワン・ダイニング代表取締役社長)を選出した。椋本充士会長(グルメ杵屋代表取締役社長)は理事に就いた。就任に当たり、髙橋会長はコロナ禍に見舞われている業界環境を踏まえて「この逆境を何としてでも乗り越え、そして未来につなげていくことが私の使命と思っている」と抱負を述べた。

●サッポロLがビヤガーデン3店舗オープンへ

サッポロライオンは21日、北海道の札幌市内にビヤガーデン3店舗を同日オープンする。オープンするのは札幌駅南口の「サツエキ★ガーデンテラス」、1876年に開業した「開拓使麦酒醸造所」赤レンガの建物前で開催する「札幌開拓使ジンギスカンビヤガーデン」、グループ会社のニュー三幸が運営する「NEW SANKOテレビ塔ビヤガーデン」の3店舗。営業時間やアルコール類の提供などについては、政府・自治体の要請に従い対応する方針としている。