6月9日付の外食日報は

●中食需要獲得へテイクアウト・デリバリー専門店拡大

外食チェーンによるテイクアウトやデリバリー専門店の出店が拡大している。コロナ禍で台頭したテイクアウト・デリバリー需要の定着化が進み、コロナ禍の収束後も一定程度需要が続くとの見立てもある中で各社が取り組んでいるもの。新たにクラウドキッチンを活用して事業化に乗り出す動きもあり、イートイン需要の獲得が厳しい状況下で各社がどういった成果につなげていくかも注目される。

●ダスキンが「ミスド」で〈むぎゅっとドーナツ〉投入

ダスキンは「ミスタードーナツ」(以下、「ミスド」)で食事需要を深耕する。このほど、ランチなど食事向きの商品群「ミスドゴハン」カテゴリーに属するドーナツとして「むぎゅっとドーナツ」シリーズを開発。11日から商品展開を始める。従来の「ミスド」のドーナツは大まかにおやつ・デザートとしての甘いドーナツと、パイやホットドックなどが属する惣菜系のドーナツに二分されていたが、今回の「むぎゅっとドーナツ」は「おやつだけでなく食事にも利用してもらえる汎用性を追求した」(同社)ものとなる。

●「AI-Credit」で飲食店無料掲載プラン提供

キャッシュレス決済のポイント還元率比較アプリ「AI-Credit」を運営するAIクレジット(東京・入谷、荒井健太社長)はこのほど、無料で情報掲載でき、キャンペーン告知やクーポン発行もできる「飲食店向け提供プラン」を用意した。