6月8日付の外食日報は

●王将FSはwithコロナとアフターコロナに両面対応

王将フードサービスは、店外飲食需要を捉えつつ、人材育成やデジタル化推進による、店内飲食需要回復期を見据えた競争力の強化にも力を注ぐ。「人にしか作りだせない価値とデジタルにしか作りだせない価値を融合させ、新たな価値を創造して次なる発展を目指す」(渡邊直人社長)としている。

●食事業態が朝食市場へのアプローチ強化

ファミリーレストランや定食、ファストフードなどの食事業態で、朝食市場への注目が高まっている。コロナ禍で各地の自治体による営業時間短縮要請などが長期化し、夜の食事需要獲得が難しい中、新たな売上獲得策として取り組む動きだ。新たに取り組む企業のほかに計画通り朝食対応店舗を増やすチェーンなど、朝食市場へのアプローチを強化する動きが見られる。

●「ベックスバーガー」3年100店舗へFC募集開始

GYRO HOLDINGS傘下のsubLimeは、5月15日に1号店を立ち上げたテイクアウト専門のハンバーガー店「BEX BURGER(ベックスバーガー)」(東京・吉祥寺/24時間営業)のフランチャイズ(FC)加盟店募集をスタートした。中長期で国内1000店舗を目指す方針の下、まずは「3年で100店舗の展開」(同社)に向けた店舗拡大に乗り出す。