6月5日の日本外食新聞は

★外食産業を動かす人々

木更津で「地元生産者の想い」発信
行政や企業巻き込み循環経済実現を

ごはんクリエイト 代表取締役 野口 利一 氏

■6月5日号の主な内容
★トップ記事

事例紹介/地域に横たわるフードロス・貧困・環境・防災――どうする?
千葉・木更津 ごはんクリエイト 食の課題解決は飲食店に任せろ!!

飲食店には、街を変える力がある――賑わいを創出したり地元の名産品をPRする場にしたりということはすぐに思い浮かぶが、ほかにも地産地消や食育、子ども食堂、医療従事者への弁当無料配布などに取り組む飲食店も多い。

そんな中、千葉・木更津で地元の食材を使った安心・安全な料理を提供する「ブッフルージュ」などを運営するごはんクリエイト社長の野口利一さんは、市内公園の再整備事業を通して、生産者や飲食店、行政、企業などを巻き込んでフードロスから害獣、貧困家庭支援、災害時用非常食の備蓄など木更津市が抱えるさまざまな食の課題を解決する事業に取り掛かる。

《洋食とワイン Boeuf Rouge(ブッフルージュ)》外観

◇◇◇

千葉・木更津出身のごはんクリエイト社長の野口利一さんは、木更津駅近くに地元の生産者が作った野菜や畜産物などを積極的に使用する「洋食とワイン Boeuf Rouge(ブッフルージュ)」と「居酒屋 ごくりっ」を運営している。

無農薬で生産者の顔が見える野菜などを積極的に使っていることがオーガニックに適っているとして、2020年9月頃、「オーガニックシティ」構想を掲げて有機野菜の生産に力を入れる木更津市から、有機野菜の出口となる「オーガニックレストラン認証」取得に取り組んでほしいとのオファーを受けた。

そこで、認証について調べたところ、これなら取れるだろうと地元の生産者から有機野菜を仕入れるとともに、厳しい条件や厳格な管理などが求められるJAS規格の「オーガニックレストラン認証」取得に取り組んだ。

その結果、今年3月、千葉県初で国内でも12 件(3月時点)しかないJAS規格のレストラン認証を取得した。

同社では、地元の生産者から食材を仕入れるだけでなく、メニュー表に「木更津唯一の養豚場が愛情たっぷりに育てたブランド豚」や「千葉県佐原市で、平飼いで育てられた赤鶏」「野菜はなるべく農家さんより直接仕入れたものをご提供」といったように記載することで、生産者の想いと安心・安全な素材であることを伝えている。

そんな野口さんが、国内初の試みとなる「地域食材を使用した防災食のローリングストック」を実現するために……

 

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