6月3日付の外食日報は

●ミールワークスの新業態グリルレストランが始動

とんかつの「かつや」などを手掛けるアークランドサービスホールディングス傘下のミールワークス(東京・御茶ノ水、小島一生社長)は4日、東京・銀座のコリドー街に新業態のグリルレストラン「スーパーグリルブラザーズ」をオープンする。肉とシーフードのグリル料理を「2枚看板」(小島社長)に据え、30代などの比較的若い世代も気軽に利用しやすい業態として開発した。以前はラテン料理のアッパーレストラン「トロ トーキョー」を運営していた物件で、外観や店名にもポップで明るい雰囲気を採用した「入りやすい店」として訴求する。

●アトムは売上拡大とコスト最適化で業績回復へ

コロワイドグループのアトムは今期(22年3月期)、売上の拡大と、コストの最適化を推進することで業績回復を目指す。山角豪社長は売上増へ「外食でないと食べられないものの商品化を目指す」と差別化に意気込みをみせる。

●際コーポレーションが都に「酒類提供禁止解除」要望

「紅虎餃子房」を中心とした飲食店の展開や旅館・ホテル運営を手掛ける際コーポレーション(東京・目黒、中島武社長)は、東京都で新型コロナウイルス感染防止対策としての緊急事態宣言の再延長期間に入った6月1日、都知事宛てに「緊急事態宣言下における飲食店での酒類提供の禁止解除」に関する要望書を提出した。