6月2日付の外食日報は

●JFLAは業績回復へデリバリー需要増への対応強化

JFLAホールディングスは焼き鳥居酒屋の「とり鉄」やメキシカンファストフードの「タコベル」など外食店560店舗(3月末時点)を展開する販売事業で今期(2022年3月期)、デリバリー需要の盛り上がりや健康的な食への注目度の高まりなどコロナ禍がもたらしている環境変化に機敏に対応しつつ、事業収益の急回復を目指す。

●ダイヤモンドDがランチ限定ブランドと食事業態開発を加速③

DDホールディングス傘下のダイヤモンドダイニングが居酒屋業態などの昼営業用に開発を進めているランチ限定ブランドと併行して力を入れているのが、新たな食事業態の開発だ。コロナ禍の長期化で居酒屋市場全体が厳しい経営環境に置かれている中、新たな成長カテゴリーの創出に向けて中長期的な視点も持って取り組んでいる。

●大戸屋が新グランドメニューを全店に導入

コロワイドグループの大戸屋は1日、「大戸屋ごはん処」でグランドメニューをリニューアルした。一部店舗で先行導入していた新たなグランドメニュー(本紙3月9日付掲載)を、FC店を含む全国の全店に導入したもの。メニューによっては3月発表時点からカロリーや塩分量など細部を一部見直したり、新たにグランドメニュー化した商品もあるが、ほぼ3月時点の内容で当初予定通り6月から新たなグランドメニューを全店に導入した。