6月1日付の外食日報は

●一家Dは次の収益の柱づくりに力注ぐ

一家ダイニングプロジェクトは今期(22年3月期)、企業や大人数の利用が減り、個人や親しい人との少人数利用が増えていることや、テイクアウト・デリバリーの利用が増えていることなど、withコロナ時代ならではの飲食需要の変化への対応を強化する。グループ需要を取り込んできた居酒屋「屋台屋 博多劇場」「こだわりもん一家」を引き続き手掛けつつ、次の主力づくりとしての新業態育成に力を注ぐ。

●ダイヤモンドDがランチ限定ブランドと食事業態開発を加速②

DDホールディングス傘下のダイヤモンドダイニングでは「ステーキ五郎」以外のランチ限定ブランド開発も進んでいる。このほど立ち上げたのはゴーゴーカレーグループとのコラボレーション業態「ステーキ五郎咖喱」(本紙5月27日付掲載)と、「焼きスパゲッティ ストライク」だ。

●サッポロLが「銀座メンチ こがね亭」多店舗化に本腰

ビヤホールやレストランを展開するサッポロライオンは6月後半に、メンチカツ・コロッケ店「銀座メンチ こがね亭」の3店舗目を東京・小平の「西友花小金井店」1階にオープンする。新型コロナ禍で変化する飲食需要に対応する戦略業態として今年2月に立ち上げた新業態の育成が進んでいる。