5月28日付の外食日報は

●安楽亭はコロナ対応と統合効果発揮に軸足

安楽亭は今期(22年3月期)、コロナ禍ならではの事業環境への対応を強化する。アークミールの子会社化効果の追求にも本腰を入れる。柳先社長は「厳しい状況だが焼肉店は換気の安全性や、不安な時代に集える場所としての価値、(主戦場とする)ロードサイドの優位性が再認識されつつある」と、コロナ禍にあって前向きな材料も浮上しているとの認識の下、今期は積極的に利益を確保する構えだ。

●RDCがオペファクプロデュースで初の高級食パン店

回転寿司店「がってん寿司」などを運営するアールディーシー(以下「RDC」/埼玉・熊谷、久志本京子社長)は31日、埼玉・鶴ヶ島に「焦がしバター」を使った高級食パンを販売する「焦がしバター食パン専門店 BROWN BUTTER(ブラウンバター)」をオープンする。高級食パン専門店は同社初。レストランやカフェバー、高級食パン店など多ブランドを展開するオペレーションファクトリー(大阪・大阪、笠島明裕代表)によるプロデュース店舗となる。

●WDIは「ハードロックカフェ」の疑似観光企画が好調

WDIはアメリカンレストラン「ハードロックカフェ」の3店舗(東京店・上野駅東京店・横浜店)で6月1日から同30日まで、フィリピン観光省とタイアップした「MEET PHILIPPINES」フェアを実施する。フィリピンのローカルフードをアレンジしたメニューを3品販売し、現地で食事をしているような疑似フィリピン観光を楽しんでもらおうという内容。今年4月に東京店のみで実施した企画を復活させる。