5月25日付の外食日報は

コロワイドは黒字化へ事業環境変化への対応徹底

コロワイドは、新型コロナウイルス感染症の影響により変化した事業環境への対応を強化する。長期化するコロナ禍での事業環境変化を踏まえ、従来の中期経営計画(「飛躍2019(2019-2021)」)を見直した新たな中期経営計画(「飛躍2021(2021-2023)」)をこのほど策定。変化への対応と新たに生まれたニーズの取り込みにより、今期(22年3月期)の連結業績黒字化と中期成長を目指す。

●オーイズミDがベーカリーカフェ参入

オーイズミグループで個室居酒屋「月あかり」約25店舗を中心にした飲食店や、リゾートホテルの運営を手掛けるオーイズミダイニング(神奈川・厚木、大泉政治代表)がベーカリーカフェに参入する。29日、神奈川・伊勢原に29日、イートインスペース併設型の高級食パン専門店「君に惚れた」をグランドオープンするもの。「月あかり」の一部を改装して出店する形。コロナ禍で先行き不透明感の強い居酒屋主体の事業を見直す一環となり、多店舗展開を視野に育成する。

●ワンダーテーブルが朝食需要獲得に乗り出す

ワンダーテーブルが朝食需要の獲得に乗り出した。東京都内中心に6店舗を展開するモッツァレラチーズ専門レストラン「オービカ モッツァレラバー」(以下、「オービカ」)の高輪店(東京・品川)で試験的に、営業開始時間を通常の11時から朝8時30分に早め、専用の朝食メニューを提供し始めたもの。東京都などに発令されている緊急事態宣言の期間が延長されることも見越し、6月1日からは六本木ヒルズ店(東京・六本木)も含めて本格的に実施する。