5月19日付の外食日報は

●回転寿司で一番うまくしたい-カッパC・田邊社長

コロワイドグループのカッパ・クリエイトは、主力の回転寿司業態「かっぱ寿司」(21年3月末時点314店舗)の強化に力を注ぐ。今期(22年3月期)の方針について今年2月に就任した田邊公己社長は、「『うまい!かっぱ寿司』という言葉をブランドテーマとして掲げ、シンプルにお客様に『うまい』と言ってもらえる商品・メニューの開発に注力していく」と強調。品質およびブランド価値の向上により競争力を高める考えだ。

●モスフードSが夏に向けてシーフード系バーガー強調

スフードサービスは「モスバーガー」で魚介系バーガーの訴求を強める。魚介類の食用消費量が減っている状況から魚介食を推進する主旨で関連商品の企画を強化。20日から真鯛のカツを使った新商品を数量限定で投じる(14日付既報)ことに加え、海老カツのバーガーでも期間限定の新作を投じると共に定番品を刷新する。これら当該魚介バーガー3品で「モスバーガー」全体の8%弱水準の売上構成比となる280万食(7月中旬までの販売において)の販売を目指す。

●グローバルDは再びの営業自粛命令に今回は従わず

東京都は18日午前、3回目の緊急事態宣言下で新型コロナウイルス拡大防止の緊急事態措置として行っている飲食店への営業自粛(酒類を提供する店は休業、それ以外は5~20時の時短営業)要請に関し、要請に応じず酒類を提供して施設使用を続けている都内33施設について酒類提供する場合の施設利用停止、および酒類の提供を取りやめる場合には20~5時は施設を営業(デリバリーとテイクアウトは除く)のために使うことの停止を命令した。命令に従わなければ裁判所の判断次第で施設に対して30万円以下の過料が科される見通しだ。