5月17日付の外食日報は

●マクドナルドは変化する環境・ニーズへの対応が奏功

日本マクドナルドホールディングスの好調が続いている。このほど発表した21年12月期第1四半期(21年1~3月)連結業績は、全店売上高が第1四半期として過去最高の1557億8400万円(前年同期比9.8%増)を記録したことなどにより増収および大幅な増益を確保。第1四半期について中澤啓二執行役員IR統括責任者は「通期見通し達成に向け、順調な結果となった」と手ごたえを示し、引き続き人材確保や育成、店舗、IT・デジタルなどへの積極的な投資を進めることでサービスおよび顧客満足度の向上に力を注ぐ。

●GYRO HOLDINGSが初のハンバーガー店を吉祥寺に

GYRO HOLDINGS傘下のsubLimeはグルメバーガーのテイクアウト専門業態「BEX BURGER(ベックスバーガー)」を開発し、1号店を15日に東京・吉祥寺のJR吉祥寺駅近くの商店街内にオープンした。ハンバーガー店を手掛けるのはGYRO HOLDINGとして初のこと。「中長期スパンで国内1000店舗体制を目指す」(subLime)とする。

●北海道・岡山・広島にも緊急事態宣言発令

政府は北海道、岡山県、広島県にも緊急事態宣言を発令する方針を固めた(期間は5月16~31日/14日夕方時点の情報に基づく、以下同)。もともと北海道は緊急事態宣言に準ずるまん延防止等重点措置の対象を札幌市以外にも広げ、岡山、広島はまん延防止等重点措置を適用する方針だったが、専門家の意見を踏まえ、より強い措置で感染拡大を抑える必要があると判断して基本的対処方針分科会への諮問内容を変更した。現地外食事業者の反応を聞いた。