5月12日付の外食日報は

●22年2月期決算 対象の全企業が損益回復を予想

2月期決算の外食関連企業による22年2月期の業績予想は、集計対象社の全てが損益回復を予想。緊急事態宣言が延長されるなど先行きが見通せない情勢で予想値は流動的とみられるが、テイクアウトを強化するなど飲食ニーズの変化を捉えて復活の道筋をどう確立するか、各社の施策が注目される。

●焼肉ライク 初のラム肉商品を発売

ダイニングイノベーショングループの焼肉ライクは11日、焼肉ファストフード業態「焼肉ライク」で初のラム肉商品を発売した。オーストラリアから空輸したチルドラムを5月末までの期間限定で販売するもの。食材を空輸で取り寄せる関係から…

●居酒屋の臨時休業拡大など厳しい経営環境に拍車

政府が東京・大阪・京都・兵庫の4都府県に発令した緊急事態宣言が、愛知県と福岡県を加えて5月31日まで延長されたことを受けて、外食企業の営業体制への影響が拡大している。特に厳しい状況にあるのは居酒屋・パブ業態で、緊急事態宣言や同宣言に準じた「まん延防止等重点措置」の対象地域拡大を踏まえ、11日昼時点では臨時休業店舗を増やしたり休業期間を延長する動きが目立つ。