4月28日号の外食日報は

●C-United・友成勇樹社長インタビュー①

「カフェ・ベローチェ」のシャノアールと「珈琲館」運営の珈琲館が4月1日付けで合併し、全国に7ブランド・400店舗超を展開する新会社のC-United(シーユナイテッド/東京・浜松町、友成勇樹社長)として始動した。新会社の代表を務めるのは、シャノアールと珈琲館をそれぞれ社長として率いてきた友成勇樹氏。新型コロナウイルス感染症拡大に伴う消費者の生活様式の変化などもある中、新会社ではどのような成長戦略を描いていくのか。

●ジェイグループHDは店舗ポートフォリオ改革など推進

ジェイグループホールディングスは、居酒屋を中心に展開する主力の飲食事業で今期(22年2月期)以降、経営基盤を強化する「守り」の取り組みと、コロナ禍とアフターコロナを見据えた店舗ポートフォリオ構築などを進める「攻め」の動きの両輪に力を注ぐ。前期(21年2月期)の連結業績は売上高67億円(20年2月期比52.8%減)、経常損益は14億6500万円の赤字(20年2月期は800万円の黒字)だった。収益力を改善しつつ売上を確保していくことで、中期で業績面での再起を期す構えだ。

●「緊急事態宣言」による飲酒禁止でノンアル需要上昇

4月23日に「緊急事態宣言」が発令された4都府県に加え、神奈川、千葉、埼玉の「まん延防止等重点措置」適用区域でも同28日から飲食店での酒類提供停止が要請される。これによりノンアルコール飲料の需要が高まっている。