4月21日号の外食日報は

●コメダHDが新中計携えて中長期成長に臨む

「コメダ珈琲店」のコメダホールディングスは今期(22年2月期)を初年度とした5カ年の新中期経営計画「VALUES2025」をスタートした。臼井興胤社長は「コロナ禍の収束が見えないが、コロナを言い訳に縮みがちになる状況を自ら打破するため、しっかりと中計を立てていく」と意気込みをみせる。

●初の韓国料理業態「韓国屋台ハンサム」出店

飲食とブライダル事業を手掛ける一家ダイニングプロジェクトは26日、千葉・柏に新業態「韓国屋台ハンサム」をオープンする。主力の「屋台屋 博多劇場」および現在10店舗を展開する育成業態「大衆ジンギスカン酒場ラムちゃん」に次ぐ屋台屋ブランドの新店舗。韓国料理業態は同社初で、「屋台屋 博多劇場 柏2号店」からのリニューアルで出店する。今後の具体的な出店計画は決まっていないが、「多店舗展開を視野に入れて開発した」(同社)ブランドになる。

●甲羅が事業承継した焼肉「大東園」を拡大

居酒屋「赤から」や蟹料理店「甲羅本店」、焼肉の「カルビ一丁」などを運営する甲羅(愛知・豊橋、鈴木雅貴社長)は、焼肉業態「大東園」の展開を拡大している。昨年9月に約60年続いていたという焼肉店「大東園 豊橋小向店」(同・豊橋)を引き継ぎ改装オープンしたのに続き、今年2月に「豊橋平川店」(同・同)を、同3月には「豊川店」(同・豊川)を既存店からの業態転換でオープン。今月23日には4店舗目の「岡崎店」(同・岡崎)も同じく既存店からの業態転換で出店することが決まった。