4月20日号の外食日報は

●クリエイトRHDは「筋肉質な経営体制」づくりに注力

クリエイト・レストランツ・ホールディングスは収益力の強化に取り組む。長引くコロナ禍で居酒屋運営の事業会社を中心に大きな打撃を受けた前期(21年2月期)は、売上確保やコスト低減、損益分岐点の引き下げに注力したものの連結ベースで赤字の着地。黒字転換を目指す今期(22年2月期)の方針について、5月27日付で社長就任予定の川井潤専務は「今期も筋肉質な体制の維持に取り組む」と語る。

●3月既存店売上高は4割の企業が前年超え

上場外食企業の21年3月度既存店売上高がまとまった(集計対象56社・関連表は9面に掲載)。前年超えは20社と全体の4割に及んでおり、数社にとどまってきたこれまでと様相が変わった。前年の3月は、外食業界で新型コロナ禍の影響が大きく出始めた時期だった。売上を落とした分、前年越えのハードルが下がっていた面がある。

●ワンダーTが「ピーター・ルーガー」を9月に恵比寿で

ワンダーテーブルは今年9月、米ニューヨークで130年の歴史を持つ老舗ステーキハウス「Peter Luger Steak House(ピーター・ルーガー・ステーキハウス)」(以下、「ピーター・ルーガー」)の日本1号店を東京・恵比寿に立ち上げる。