4月19日号の外食日報は

●U&Cは「the 3rd Burger」の育成に力注ぐ

居酒屋「てけてけ」のユナイテッド&コレクティブ(U&C)は今期(22年2月期)、コロナ禍による環境変化に対応し、収益を伸ばせる体質を目指す。居酒屋需要の低下を踏まえ、「非アルコール業態に大きく力を入れる」(坂井英也社長)考えで、第2の柱のハンバーガー業態「the 3rd Burger」に注力し、より手ごろに楽しめるブランドとして打ち出しつつ展開を加速する。食事がメインの新業態育成も続ける。フードデリバリー需要の取り込みも図る。

●「シズラー」が米国フェアで締めくくりの第5弾

ロイヤルグループのロイヤルフードサービスは22日、サラダバー&グリル業態「シズラー」全10店舗で「ディスカバーアメリカフェア第五弾~パシフィックウエスタン~」を始める。6月30日まで。
「シズラー」では今年がブランドの日本上陸30周年となることを記念し、カウントダウン企画として19年12月にブランド発祥の米国の食文化の再発見をテーマにした「ディスカバーアメリカ」フェアを開始。5つの地域に区分し、各地域の名物料理などを提供してきた。

●トリドールHDの香港孫会社が上場を申請

トリドールホールディングスの孫会社である香港のタムジャイ・インターナショナルが15日、香港証券取引所(HKEX)のメインボード(資金調達を行うための本則市場)に新規上場を申請した。
タムジャイ社は18年1月にM&A(企業の合併・買収)によりトリドールグループ入り。香港、中国本土、シンガポールで「譚仔雲南米線」「譚仔三哥米線」ブランドを手掛ける米粉麺チェーン大手であり、グループの海外事業のけん引役となっている。