4月16日号の外食日報は

●「大阪王将」の出店は帰着駅・住宅立地にシフト

イートアンドホールディングスは外食事業の立て直しを図る。外食の主力である「大阪王将」で出店立地のシフトを進めるほか、コロナ禍で伸びているテイクアウト需要への対応を強化していく。

●サイゼリヤは「コロナ後」の再成長へ種まき進める

サイゼリヤは主軸の国内「サイゼリヤ」事業について今期(21年8月期)の下期、コロナ禍がもたらした「新しい日常」への対応とともに、アフターコロナでの業績再成長をにらんだ種まきも進める構えだ。

●長引くコロナ禍で関心高まる「カスハラ」の現状は

長引く新型コロナ禍にあって外食業界に対して時短営業が求められる情勢が続き、飲食店では少人数での利用やマスク着用の励行と会話自粛など顧客(カスタマー)の理解と協力を必要とすることが増えている。そうした状況で関心を集めているのが、企業や店舗に対しての誹謗中傷など、いわゆるカスハラ(カスタマーハラスメント)の動向だ。平時と異なる運営環境でカスハラの被害が深刻化するおそれがあるとみられ、適切な対応を講じておく必要がある。